カチ勢という戦い方

今回は大ざっぱな話で、具体的な話はありません

厳密な意味なのかもともとの意味なのかは不明だが、カチ勢とは「極限までダメージの数値を少なくする」ことを目指す人のことだそうだ。

つまりカチ勢はHPを盛るのではなく各種防御(に加えてPSO2なら耐性)を上げることに注力する。おそらく広く知られていることだが、PSO2では一般的には耐性や防御を盛るよりもHPを盛ったほうが死ににくくなる(条件にもよるが、大抵の場合防御を5上がるごとにダメージを1減らすため、HP+50≒防御+250、つまりスタミナ3≒ボディ5×6ということになる)。そのため、ガチのカチ勢はたしかに死ににくいが、決して死ににくいことが彼らの目的ではないためHPをそこそこ盛ればカチ勢と同じ程度の生存性は得られる。その上、打撃防御、射撃防御、法撃防御、9種の耐性は特定の種類の攻撃にしか効果がないのに対して、HPを盛るのはどんな攻撃に対しても有効である。なので、この意味でのカチ勢というのは実用性は高くなく、趣味色の強いものとなる。

HP盛って高い生存性を目指したものはタフ勢というのが正しいのだろうか? でも厳密にこれらの定義を守るかどうかは個人の自由です。HP盛りをカチと呼ぶ人も多いみたいですね。とにかく生存性高めるなら、どんな攻撃にも対応できるし効果も大きいのでHP盛るのが一番おすすめでしょう。特定のエネミーの攻撃を耐えたいのなら別ですが。

なお、簡単に防御ステータスの仕様を書いておくと

  • ダメージは、敵の攻撃力-自分の防御力 に比例する
  • 技量が高いほどダメージが下に振れ、平均ダメージは下がるが最大被ダメージは変わらない
  • 特殊能力の打撃耐性、射撃耐性、法撃耐性は無属性の攻撃にのみ効果ある。6属性の耐性は属性が一致すれば無条件に効果がある
  • 潜在やスキルの打撃耐性は、属性関係なく打撃を軽減する。射撃、法撃についても同じ

(厳密な意味?では)タフ勢なつもりの私の経験を書くと、ハンタースキルのフラッシュテック系3つとオートメイトに振って防具でHPを盛れば、普段使いでは十分な耐久力が得られる。今まで耐久力が足りないと感じたのは、長いストーリークエストでメイトの補給ができない場合と、EP3-7のラスト、EP3-8、ルーサー、深遠なる闇、アルティメットクエスト(ソロ)くらいだ。

ちなみにオートメイトは時に慢心の原因となるし、長期戦ではメイトを削られてメイト切れということもあるので過信できない。残り体力半分で発動するというのも、耐久力がある程度高い人にとっては余裕のあるうちにメイトを使うことになり、なんとももったいなく感じる。ただ、ラグって発動しなかったということは私は経験したことがない。

以下、個人的に攻撃が恐ろしいエネミーランキング
  1. EP3-7のボス(すべての攻撃) : どの攻撃も一斉射で体力が700~1000ほど持ってかれる上に、それがポンポン飛んで来るもんだから、オートメイト無しで耐えるにはHP2000ほどないと安心できない。オートメイトがあってもメイトがガリガリ削られるので、ゴリ押しするとあっという間にメイトがなくなる
  2. EP2-5の4人 : 一回攻撃くらうと仰け反ってる間に次の攻撃が来てハメ殺される。攻撃する隙がない
  3. 深遠なる闇(即死攻撃) : まだ属性などを知らないことと、正直なめていたこともあって未だに耐久成功せず。
  4. ルーサー(カタストロフィ・レイ) : 法撃耐性なり絶負印なりの装備に、スキルで法撃耐性、防具でHP盛ってマッシブハンターで、VH程度なら案外余裕。とはいえ、準備がないと耐久は無理
  5. レオーネ、ディアボ : 一発あたりの攻撃の威力は大したことないものの、非常に手数が多い上にこちらが攻撃する暇がなく、超長期戦になってメイトがゴリゴリ削られる。
  6. 壊世のエネミー全般 : 攻撃頻度高すぎてどうにもならない。1ダースくらいに囲まれて棒立ちしてたら2分もたない
  7. ヘイズ・ドラール(黒タケノコ) : 私の場合はHuなら耐えるけど、Hu以外なら確実に死ぬ
  8. ダーク・アグラニ(二つ名・侵食核付き)(電撃ボディプレス) : 一撃で950くらいくらってびっくりした。それ以来この攻撃がトラウマ

全部耐えられたら意味はともかくカチ勢名乗っていいと思う

以下余談

思いつきで作ったカチ勢の歌。パンツァー・リート(Panzerlied)の替え歌

ドイツ語の方は全然わからないので適当です。でもドイツ語かっこいい

嵐の日も雪の日も、太陽 我らを照らす日も、
炎熱の火山も極寒の凍土も
顔が埃に塗れようと、
我らが心は快活ぞ。
我らが心は快活ぞ。
カチ勢は轟然と暴風の中へ驀進す。

Ob’s stürmt oder schneit, Ob die Sonne uns lacht,
Der Volcano glühend heiß Oder eiskalt die Schneefeld.
Bestaubt sind die Gesichter,
Doch froh ist unser Sinn,
Ist unser Sinn;
Es braust unser Panzer Im Sturmwind dahin.

ミサイルと地雷にて 敵が阻むとも、
それを鼻で笑い 鋼の装甲で防げ
砂漠に潜む敵の
火砲が吼えるも
火砲が吼えるも
我らは何人も知らぬ未踏の道を探るのみ。

Mit Flugkörper und Minen Hält der Gegner uns auf,
Wir lachen darüber Und Im Panzer geschützt.
Und droh’n vor uns Geschütze,
Versteckt im gelben Sand,
Im gelben Sand,
Wir suchen uns Wege, Die keiner sonst fand.

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