ナナ「まあとにかく服選ぼう!かわいいのがいいな!」
ダーリャ「なんであなたが嬉しそうなんですか・・・」
ナナ「君は俺の理想の美少女だからな。そんな君がどんなに美しく着飾ってくれるかと想像するだけで楽しい」
ダーリャ「露出の高い服着せてハアハアしようとか考えてませんよね?」
ナナ「まあそれもいいんだけど、嫌々着せるのも心苦しいし、やっぱりダーリャ自身が好きな服を着てくれるのが一番かな~と」
ナナ「というわけでこのサイトで好きな服を選んでくれ。」
ダーリャ「この惑星の住人がどんなファッションなのかわからないので難しいですね。」
ダーリャ「まあコーディネイト例はいっぱい載ってますからね。これを参考にします。」
ダーリャ「というわけで、これとこれとこれを。そ・・・それから・・・」
ダーリャ「し・・・支払いをお願いします。この惑星の通貨なんて持ってないので・・・。」
ナナ「まあダーリャのためだ。仕方ない。でも・・・」
ダーリャの体をちらりと見る。
ナナ「こういう場合に女の子がするべきお礼というものがあるだろう?ただでねだろうなんて思ってないよね?」
ダーリャ「ひっ・・・」
ナナ「じゃあとりあえず、お前のかわいいその口で俺の・・・」
ダーリャ「(そんな・・・)」
ナナ「ことを『お兄ちゃん♡』と呼んでもらおうか」
ダーリャ「・・・は?・・・え、えと、おにいちゃん?」
ナナ「いや、おに➘い→ちゃん↑↑♡って可愛く呼んでくれよ。実の兄を慕うがごとく!天使の呼びかけのように!愛くるしい小動物のような可愛さを込めて!」
ダーリャ「わ、わかりました。」
ダーリャ「お・・・お・・・、お兄ちゃん♡」
ナナ「ゴブォ!?(吐血)」
ダーリャ「うわ!?」
ナナ「ごぶぅ・・・なかなかいい殺傷力だ・・・。もう一度、こんどは元気よく頼む。懐かしい子供の頃の夏休みを思い出すような!元気に無邪気に遊び回って日焼けしたような女の子のイメージで頼む!」
ダーリャ「意味がわかりません・・・」
ナナ「要するに、元気に明るくお兄ちゃんと呼んでくれ」
ダーリャ「お兄ちゃんっ♡!」
ナナ「がはぁ・・・!!!」
バタンッ
ダーリャ「うわ、ちょっと!?大丈夫ですか?私助け呼べませんよ!?」
ナナ「(ああ・・・おれはどうやらここまでのようだ・・・。しかし分かる。これこそ私の生きてきた目的!私の生まれた理由!)」
ナナ「(我が人生に!一片の悔いなし!)」